コミュニケーションは「認める」ことから始まります。認めるとは「承認する」こと。「認める」とは同じ立場に立つこと、「評価する」とは上から目線になることです。まずは、同じ目線で相手を認める「承認する」ことです。「認める」の反対語は「無視する」ことです。人は無視されることに敏感に反応します。人は自己尊厳本能を持ち、感情の生き物です。自己の尊厳を無視されて脅かされることに自己防衛をします。職場でも家庭でも認める言葉が大切で、相手の存在を認める「あいさつ」から心がけましょう。好きな人にはあいさつ出来るが、嫌いな人にはきちんとあいさつしない、これでは存在を無視したことになります。苦手な人には、目線を合わせてしっかりとあいさつしましょう。案外、苦手な人の好感の持てる、違った一面が見えるかもしれません。
